脳を「見える化」する思考ノート | ||||
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最近、ノート術やメモ術や手帳術などの本をよく読んでいる。
この本が伝えたい事は、単純なメッセージに集約される。シンプルかつありがちな内容ではあるが、(よくあるように)著者自身の経験を踏まえた内容となっているので、実践的ではあろう。
Contents
単純なメッセージ
冒頭で述べたように、この本は単純なメッセージに集約される。
- 全てをノートに一元化せよ
- キーワードやメモなどに関連性をもたせよ
- 何度も見返し付け加えろ
ということだ。
構成
- 思考ノートとは何か
- なぜ一冊のノートが人生を変えるのか
- 思考ノートの基本ルールと使い方
- ブレイン・ワークアウト
- 夢を実現する思考ノート
の5章で構成されている。
わかりやすくいえば、
思考ノートとは何か?→効能はなにか?→ルールと使い方→GTDにも使える→実践具体例
という感じである。
内容
いたって平凡ではある。すべての情報を一箇所に集めるというのは、いろんな所で提唱されているアイデアであるし、有名どころでは「情報は1冊のノ-トにまとめなさい」などもある。しかし、著者自身がある程度自分自身の成長を認識しているからだろうか、「役に立つぞ!」感がよく出ているので、なんだか真似してみたくなる。
つまり
ごった煮である。ノートへの記載方法は、マインドマップやらKJ法やら、GTDのためのNextAction洗い出しやら、3色ペンを使うやら。ノートを見返すというのも、よくある手帳活用術だ。
しかし、「それでよいのだ」と思える一冊だった。つまり、ノートとは、自分の為のものであり、誰のためのものでもない。いろんなやり方を、自分のいいようにアレンジして、自分流に役に立てる。そして、「それでよいのだ」と当然のことを当然のこととして再認識させてくれる一冊だった。
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