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2010 年 9 月 27 日 のアーカイブ

[書評]知的生産の技術

2010 年 9 月 27 日

はじめに

この本は情報管理において古典といってもよいだろう(初版 1969年)。タイトルもよい。「勉強法」や「学習」などではなく「知的生産」。そしてそれにに対して「技術」を加えたところが。つまり、「技術」ということは、教えることが可能であり、向上させる為の研究も可能だということだ。精神論ではない、具体的な方法論ということが想像できる。今となっては「タイプライター」あたりの章など、意味のないところもあるが、Evernote が流行り、Moleskine が再燃し、ライフハック(笑) に興味があるという人は読んでおいて損はないだろう。
今日の、「ノート術」「手帳術」の原点となることが書かれているといっても過言ではない。

発見の手帳

知的生産を行うにおいて、日々手帳に書くことはなんだろうか。それは、単なる実用的なメモや、日常的記録だけではなく、「気づき」や「発見」を書き留めることが重要だということだ。これは、「ユビキタスキャプチャー」や「手帳術」の本などで、必ず強調される点である。もうひとつ共通して言われることは「短期記憶のはかなさ」である。この2点をカバーする為には、やはり「忘れないうちに書き留める」という原始的な方法が今のところ有効なのである。

ノートからカードへ

ノートではなく、何故カードなのか。それは、簡単に言えば「組み換え」ができるからだという。「記録」だけのためなら、ノートによる時系列の記入があとから思い出すにしても都合がよいかもしれないが、この本は「知的生産」の為の本であるので、今まで蓄積した「気づき」「発見」は、その生産性を高める上で存分に活用されなければならない。その意味で、「カード化」し分類・統合・関連の発見などのために役立てるのである。

最も現在においては、デジタルで記録する場合「ノート≒カード」のような使い方はできるであろうから、それほど重要な情報ではないかもしれないが、「フローではなくアイテムとしてストックする」という考え方は、参考になると思う。

おわりに

あとは、目次を見てもらえばわかるように、「カード化」した情報の活用方法などである。この本を現代に活かす為のヒントとして読むなら前半部分にその思想が集約されている。ただ、この時代から「実践」を意識して書いてある内容はとても興味深いものであり、情報管理の奥深さを再認識させられる内容となっている。

目次

  1. 発見の手帳
  2. ノートからカードへ
  3. カードとそのつかいかた
  4. きりぬきと規格化
  5. 整理と事務
  6. 読書
  7. ペンからタイプライターへ
  8. 手紙
  9. 日記と記録
  10. 原稿
  11. 文章
楽天: 知的生産の技術
Amazon: 知的生産の技術 (岩波新書)
知的生産の技術 (岩波新書) 梅棹 忠夫おすすめ平均5つ星のうち4.5
5つ星のうち5.0普遍と型枠
5つ星のうち5.0カードは話のタネだった
5つ星のうち5.0いまでも使えるその理由は
5つ星のうち5.0これぞ現代人必読の知的生産術!
5つ星のうち5.0今でも通用する部分があります

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情報管理

evernote-sticky は可能性のあるツール!

2010 年 9 月 13 日

Evernote Sticky: Evernote用デスクトップ常駐付箋紙 Project Top Page – SourceForge.JP はてなブックマーク数

このツールはおもしろい。

実行ファイルは jar でできており、Java Runtime が必要だ。Windows、Mac で動作確認しているらしい。(2010/09/13 現在 Ver.0.2)
機能は今のところ、(INIファイルで指定する)特定タグがついたノートを表示できるだけ。
(OSS かとおもったら Source はなかった)

だが、日ごろ Egretlist にて TODO 管理している自分にとっては、特に重要なタスクを付箋表示したり、または、何回も見返したり、忘れたくない情報(まぁ本来の付箋的な)が Evernote で一元管理できる上に、有効活用できる。

20100913_evernote_sticky

主な機能(readme.txt より一部引用)

Evernoteのノートに特定のタグを付けておけば,そのノートが自動的にデスクトップに表示されます.

……

●カスタマイズ
Evernoteアカウント情報,付箋とみなすEvernoteのタグ,付箋の色,Evernoteとの同期間隔などが変更可能です.
Sticky.iniの記入例を参考に該当箇所をいじってください.

●追加予定機能
Stickyからのノート編集,付箋削除(ノートからタグのみ削除)
Stickyの設定をEvernoteのノートから読み込む.

●その他
Sticky.jarのショートカットを作ってスタートアップに入れておくと便利.

不具合というか、ちょっと改善して欲しいところ

  • Sticky に指定するタグに日本語が混じっているとうまく動かない? → v.0.3 で対応
  • 付箋の数だけタスクバーに表示されるのが邪魔(windows)。 → v.0.3 で対応
    (タスクバーはグループ化されていても、Alt + Tab の切替時に邪魔になる。非表示にできないのかな)

今後の要望

  • リッチテキストも編集可能になると超うれしい。(Egretlist のようにせめてチェックだけでも!) → 2010/09/15 対応予定らしい
  • タイトルとボディだけでなく、タグも表示できれば Good.
  • 付箋がすぐに見れるように、Hot Key の設定は欲しい。→ 2010/09/15 対応予定らしい

というわけで、大いに期待しているのでがんばって Verup してほしいです。

関連URL

Evernote Sticky: Evernote用デスクトップ常駐付箋紙 Project Top Page – SourceForge.JP はてなブックマーク数

Web・Net関連 ,

情報整理の意義について – 何故情報を整理したいのか

2010 年 9 月 13 日

巷には情報があふれかえっている。今までは、見たくない情報はフィルタリングすれば事足りた。
しかし、これからはそれだけでは足りない。
これからは情報を自分からフォーカスしていく時代である。
というわけで、最近は情報整理の意義について考えている。(ちょっとだけ)

「“どのように”メモするか」はあっても、「“なぜ”メモするのか」はない

当然である。手段はマニュアル化できても、目的は人それぞれと言えばそれまでだから。
しかしながら、誰かの目的は、世界で唯一というわけではなく、その傾向や方向は参考になるはずだ。右にある本は、その一環として購入した本である。

この本は、数ある「情報管理術」「ノート術」「ツール・サービス利用術」のなかでも、少しだけその「目的や意義」について書かれている本でもある。勿論、「どのように活用すべきか」というエッセンスも詰まっているので、購入して損は無いと思う。

この本の中身については、他の人の書評を参考にしてもらうとして、何の為に情報を整理したいと考えるのかを考えてみようと思う。

想い出・宝物、分析、発見、etc…etc…

情報のフロー

情報のフロー

上の図は、あまり気にしてくれなくてよい。

人、というのは「記憶」と「想像」の動物である。情報を整理するということは、それらの手助けになるからであろう。当たり前だが、人の記憶はサヴァンでもない限り、完璧に細部まで覚えていることは無い。それどころか、どんどん忘れていくといっても過言ではない。そして、その忘れていった記憶を上書きするかのように、新しい情報はどんどん入ってくる。

そんな流れに身を任せたままでは、地に足をつけて考えることもできない。「考えること」に価値を見出さない人はそれでもよいかもしれないが、人間というのはやはり「考える葦」なのだ。流されつつも考えることをやめるわけにいかない。

そこで「情報を整理したい」という欲求が起こるというのも、ひとつの原因ではなかろうか。

まとめてきなもの

テーマが深い割りに大した内容も無いままに終わってしまうが、もう少し煮詰めてみようと考えている。

情報管理

[iPad]domo Todo+ レビュー(というか、感想)

2010 年 9 月 5 日

20100905_domotodo_icondomo Todo+ (sync with Google Calendar™) – yyutakadomo

iPad 用でなくて残念なのだけど、Todo管理アプリとしては、シンプルさと Google Calendar への同期ができることから、かなりよいツールだと思う。無料版もあるようで、有料版との違いは、メモが入力できたり、チェックリストが登録できたりするらしいが、他は知らない。
ただ、自分の場合は、仕事のタスクは別として、他は 20100905_egretlist_iconEgretlist で TODO 管理することが多いので、今のところ定例的な繰り返しタスクくらいにしか活用できていない。だったら、Google Calendar の繰り返しタスクでよいんじゃないか?って気がしなくもない。ふむ。なんかもったいない気がしてきた。

使い方などは、以下のサイトなどに詳しく載ってるので、そちらで。(無責任)

結局、TODO 管理などのソフトだけでないけど、見せ方(View)と操作性を含めた UI が如何に自分に馴染むか、というのも重要だが、最終的な データのおき場所(Model) は、1箇所の方が扱いやすいので、どうしても Evernote などに集約させたいという理由から、このアプリ含めて使い込むのを戸惑ってしまう。

論理的に Model を1つに扱えるような仕組みがあればよいのだけれど、増え続ける Output に対して、集約する術を考えるのは、今のところ簡単ではないし。

なんかよい活用方法ないかね。
とりあえず、Evernote にも書式を設定して同期してくれると、Egretlist 並みに使えそうな気もするんだけど。

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