デキる人の手帳術 決定版 (知的生きかた文庫) | ||||
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数年前から、スケジュールはデジタルで管理するのが便利なので「手帳」は使っていないのだが、それでもなぜかアナログの「手帳」を使いこなしたいという思いがずっとあって、なんだかんだと試行錯誤している。(まだ活用できていない)
そんな中でいくつか読んだうちの、一冊を紹介。
情報をコンパクトにせよ
最近の主流は「なんでもメモれ」だ。それも1冊に。しかし、かたや手帳にいたっては、そうではないというのがこの本の主張。つまり、溢れる情報のなかから「重要なキーワード」を拾い出し、手帳を自分だけの凝縮されたアイデアの宝庫にするということだ。自分専用ポケットリファレンスの作成である。
年間/月間/週間スケジュールの使い方
それぞれのフォーマットに関する利用方法、目的について解説。要約すれば、年間予定表は「成長記録」として。月間予定表は「一目で予定がわかる」工夫を。週間予定表は「予定+一言」がカギということらしい。
ビジネス書のベストセラー作家7名の特別コラム
実は、この本自体の主張よりも、ショートコラムのほうがアクセントがあっておもしろい。Amazon からそれぞれの著者を引用してみよう。
◇本田直之(『レバレッジ・リーディング』著者)
……セルフマネジメント手帳術
◇古市幸雄(『「1日30分」を続けなさい!』著者)
……目標達成のための手帳の作り方
◇久恒啓一(『図で考える人は仕事ができる』著者)
……できる人の4週間スケジュール帳
◇和田裕美(『人に好かれる話し方』著者)
……売上アップの営業手帳術
◇石渡美奈(『社長が変われば会社は変わる!』著者)
……「手帳に書く」のが楽しくなる秘訣
◇土井英司(『「伝説の社員」になれ!』著者)
……アイデアマンのメモの極意
◇吉越浩一郎(『デッドライン仕事術』著者)
……デッドライン仕事術の実践テクニック
それぞれの、「タイムマネジメント」「手帳へのこだわり」が凝縮されていて参考になる。
まとめ
「手帳術」としては、ありふれている内容である。手帳を使う目的というより、技術的なコツが重点的な内容だ。(まぁ、タイトルも「術」だし)
ただ、サンプルとして手帳のコピーがいくつか載っているので、あまり人の手帳を覗く機会がないので、参考になる。あとは、本文にも書いたが、特別コラムがあるだけでも、買う価値はあったかも。文庫タイプで、500円ほどだったので。
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