「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣 (アスカビジネス) | ||||
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当たり前のことばかりが書かれている。普通の社会人にとって目新しい情報も、具体的な解決方法も見つけにくいだろう。どちらかと言えば、新入社員にお薦めかもしれない。(といっても、学生でもこれくらいは把握していそうだが)
ただまぁ、「基本を見直す」という意味ではサラっと読むのもよいかも。
Contents
目的意識を持つこと
この本で最も主張されているのは、「仕事に目的意識を持つこと」だ。常にゴールを見据えることで、「必要なことはなにか」「この手段で達成できるのか」「無駄なことはないか」を意識することができる。
目的意識は、常に問われる。作業を始めるとき、作業を初めて少ししてから、作業を終えたあと。そうやって全体を俯瞰して自分の作業で作り出した成果物が、目的に沿ったものになっているか確認するのだ。
全体像を見ること
全体を俯瞰することも重要視される。
一つ一つを完璧に作業しようとする人は多い。また、目先の細かい作業に気を取られて全体像を考えようとしない人も多い。そのような人に、作業を記憶するのではなく、何かに書き出すことを勧めている。
実は、抜けていた作業や気がついたことなどをその場で書き足すようにすることで、自然にその書き出したものを見るようになります。そして、それを見ればその先の作業も目に入るため、ひとつの作業に没頭してしまったり、必要以上に時間をかけてしまったりすることを抑止することができるのです。
「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣 (アスカビジネス) P44
全体を俯瞰し、客観視し、自分の軌道を修正することは、目的を達成するための基本中の基本だが、いざそれが実践できているかといえば、先に書いたようにそうでないことも多々ある。
まとめ
あとは作業の「優先度」「重要度」で仕事順を決め、そしてそれを見直すという事にページがさかれている。
「仕事とはなんぞや?」
ということを見直したい人、コーチングしたい人にとっては有効な一冊かもしれない。
リンク
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