最近、会社の若いやつから「このブログを読みました(見ましたの間違えか?)」と何度か言われた。
ことさら読まれて都合の悪いことは書いてはいないが、じゃぁ何かのエントリに対してコメントなり意見はないのか、と思ったりもする。(どうせ購読してる訳じゃないだろうし、久しぶりにブログを書こう)
そんなこんなで、最近「リーダーとはなにか」「組織とはなにか」ということについて考える機会が多い。
リーダーとはなにか?なにでないのか?
簡単そうで難しい問題だ。その理由はなんであろうか。きっと「これがリーダーである」という絶対的なものは存在せず、置かれているコンテキストや期待する(される)役割が多種多様であるからだろう。
では、一般化が難しいとするならば、個人的に俺が考えるリーダー像とは何であろうか。それは少なくとも以下の二つの必要条件を満たすものであると考えている。
- 思い通りにならない他人を通じて目標を達成すること。何とかすること
- メンバーの成長を考えること
上記が満たせれば、リーダーとしての資質を少しは兼ね備え得ていると言ってもよいであろう。
リーダーとは、具体的にいうなれば、自分を含めたチームが道に迷った時、率先して道無き道を探索し、ひとつ高い視点から状況を俯瞰・分析し、持てる知識を総動員し、リスクとリターンを判断し、メンバーを信じ励ましチャレンジさせ成長を促し、最終的には課せられた使命を達成するということである。
つまり「なにでないのか」と問われた時、以下の行動をするやつは(まだ)リーダーではないと言える。
- 怖気ついて(メンバーより先に)行動しない
- 目先の作業に追われている
- 知識知恵を取得しようとしない
- メンバーを信じない
- 目標を達成しようとしない
単に「なんであるのか」を逆さに並べただけだが、やはりひとつでも欠けると「まだまだだなぁ」と感じてしまう。
誰かリーダーになりたいやついる?
いるだろうけど相対的に少ない。「リーダー」とはある意味技術的な部分も多々ある。ただ、本人の性質に依存するところも多いにあるのではないかと思う。その辺りについてはいずれ書こう。