はてブの面白かった点

sbmはてブ
前回、はてブ使用感(詳細)のエントリーで書いたのは否定的意見というか
惜しいなぁと思う点ばかりあげたので、
今回は面白かった点について書いてみよう。
(過去形になっているが、まだブックマークしてるぞ!)

個人的には、3つだ。
・ 動向
・ ランキング
・ 知合いがブックするページ

前回書いたように、コメント書いたりタグをつけたりする事による面白みは
まだまだ感じる段階ではなかったので、こんだけだな。

例によって詳細説明してみよう。

・ 動向について

インターネットや、ウェブサービスという構造自体が好きな人間が
興味を抱いているニュースや見解の動向がわかるのが面白い。

Ajax、Tagging、ソーシャル○○サービス、検索アルゴリズム、google、
RSS、ATOM、フィード、blog、ping、TrackBack、wiki に web2.0。

これらのキーワードについて興味がある人間がどれくらいいるだろうか。

現在、日本におけるインターネット人口は 7000万人強いると思われる。
そのうちブロードバンドを利用した接続が半分ほど。
この数字を見るとものすごい数字だが、ほとんどはユーザー側の立場だろう。
メールをする、グルメ情報を見る、ニュースを見る、ゲームをする、etc。

携帯電話の普及に例えると、ユーザー側にとっては携帯電話があるから(便利だから)
使うだけで携帯電話がどのような仕組みによって成り立っているか、
または携帯電話がどのように発展していくかについてはさほど興味がないのだ。
むしろ、ユーザー側にそれを意識させてはいけないし、する必要すらない。

でも、俺が興味があるのはサービスを提供する側の仕組み。
同じような興味を持つ人の数を予測してみよう。
感覚的に、20人に1人もいないんではないか？(めっちゃ適当)
50人に1人？100人に1人？
仮に50人に1人とすると、たかだか 100万ちょっとの人数になってしまう！

1億3千万人に対する、100万人の情報の流通はあまりにも局所的である。
しかし、嬉しい事にそれらの人間はウェブ内の新しい情報やサービス飛びついてくる。
必然的に固まりやすいんだな。
そうすると、それらの人間が気にしているニュースや、エントリーが人気が出やすい。
Googleで検索するのもよいが、情報へのアクセス手段として
ある程度フィルタリングされているのはベターであると言える。

もっとサービスが一般的になればその意味も薄れてゆくけどな。
この blog からも LINK している 兆し や、検索サイトが提供する検索キーワードの
ランキングで web2.0 とか ajax とかが上位にくる事がないのを見れば明白だな。

・ ランキングについて

「人気サイトの偏りが好きになれない」と言ったのだが
やはり、無視するわけにはいかない。
つーか、素直に言うと気になる！

そもそも、好きになれない点として「オピニオンリーダー的存在に左右されがち」
な所を挙げたんだが、全てが全てそうじゃないって事かな。

中には創発的に人気がでて拍車がかかったようなサイトもあったり、
「誰がブックマークしてるか」は関係なく、ビッグニュースであるとか、
かなり面白いとかであるとか、かなり役立つであるとか、
そのエントリー自身の持つインパクトが大きければやはり人気がでる。
そんなサイト眺めるのが笑う意味で面白かったり、興味深い意味で面白かったりした。

・ 知合いがブックするページについて

一番ソーシャルっぽいところか？
ALERGY こと じゃっくが SBM の紹介した後で、自分のブックマークを
実験的にやってくれたんだが、やっぱり知合いがブックマークするページというのは
あらゆる意味で面白いな。
例えば皆も IRC や MSN とかで、面白いページとか見つけたら誰かに URL 教えるだろ？
そういう感じに近いかもしれない。
後は、そいつがどんな話題に興味があるのかってのもやっぱり気になるべ。
共通の話題にもなるし、その記事を読んでどう考えたのかコメントがあったりすると
へぇ～～ ってな感じだな。
自分のコミュニケーション取れる範囲で、自分とは違った観点で面白いと思って
ブックマークされた記事を見るってのは、視野が広がるわ。
この発見はジャックのおかげだな。

以上だ。

次回は勝手に思う改善点について述べよう。