tinycafe氏とはてブの続き - suVeneのアレ

tinycafe氏とはてブの続き

適当に考えたり感じたりした事を書いた記事だったが、tinycafe氏ってのはHatena界では相当有名だったようで、結構な反響があってなかなか興味深い問題であると思った。

前回の記事をおさらいすると
・ tinycafe氏とその記事をネタ扱いでブックマークするのを見て、個人的に身近にあった「いじめ」と似ているなぁっと感じたって話
・ その状況が、見ていて個人的に気分がよくないなぁって感じたという話

これに加えて、前回の記事ではなく、よそのブログのコメント欄で otsune さんに意見されて気付いた事だが、今回の騒動と「いじめ」について決定的に違うと思うところがある。
それは「物理的拘束力・強制力が伴わない」って事だ。

追記 2006/10/17 08:10
「物理的」と書いたのは誤解を招く書き方だった。「物理的脅迫などを伴って強要されている訳ではない」という事。
精神的苦痛を無視している訳ではないが、「同一集団内」においてではないので「いじめ」ではないという事。
詳しくはソーシャルブックマークサービスといじめで。

どういう事かというと、少なくとも俺が見聞きした「いじめ」ってのは「従わなければ、○○する」や、「逆らえば、○○する」といった、対象における物理的強制力(暴力的であったり、権力的であったり)があった訳だが、ネット上や、言論における主張などは、“今のところは”ほとんどの場合において強制力を持たない。
「そんな事はない。周りからの批判でやりたい事ができない人もいる」
って意見もあるかもしれないが、それは受取り手の問題で周りに自ら依存し影響されているだけであり、基本的には「空気」のようなものに流されたり、「嫌われたり」するのが怖くて自らが選んだ手段に過ぎないと思うからだ。
もちろん、「実名や現住所をばらす」などの脅しや、「名誉毀損」に関わる問題はそうともいえないが。

とまぁ、前回記事の補足と少し考えが修正されたところを書いてはみたが、tinycafe氏の記事は見ていてあまりにも滑稽で笑ってしまうモノが多々ある。
しかし、個人的感覚からブクマしないだけである。

tinycafe氏についての問題は、前回の記事で感想を述べてほぼ自分の中では完結しているので、ぶっちゃけもういいのだが、興味深いのはその周りの反応だった。
トラックバックをいくつか頂いたみたいなので、抜粋して思ったことを述べてみようと思う。

いじめの構図っていうのは、少数が多数による圧力をかけられて苦しんでいるというもの。たしかに外部から見ればその構図にどんぴしゃりなんだけど、tinycafe氏にとっては自分は決して少数などではなく、むしろ自分の意見こそが王道、主流だと思ってるはず
此処録?

これは、先ほど述べた「いじめと決定的に違うと思ったところ」とは別の観点からの話なのだが、この論理だと「tinycafe氏が、自分が少数ではてブユーザーという多数により圧力をかけられて苦しんでいればいじめである」って事になる。「受取り手がどのように感じるか」によって判断するのはなかなか難しい話だなぁと感じる。「多数からの圧力により精神的苦痛を感じた」と訴え出れば、誰でも加害者にされる危険性がある一方、その声を無視しては本当に精神的苦痛を受けている人を救済できないからだ。
この問題は安易に論じるのはあまりにも複雑な問題なので、前回の記事の単語の選択においては反省しておかなければならない。

次のトラックバックへ行ってみよう。

「無断リンク容認」派はtinycafeさんに叩かれることが容認できないようです。つまり「無断誹謗中傷禁止」なんです。
「無断リンク禁止」に法的根拠はありませんが「無断リンク」に法的根拠はあるんですか?あるなら教えてください。
asitakiの日記

ごめん。この人が何言ってるかよくわかんない。
前半の部分の「tinycafeさんに叩かれることが容認できない」ってのが、何をさすのか意味不明。その意味不明な文に対する「つまり」という接続詞もまったくもってよくわからない。
後半部分もわからない。この人は全ての行動に「許される為の法的根拠」が必要だと思ってるのだろうか。経典宗教の信徒なのかもしれない。

あと、トラックバックではないが id:onox130氏 の行動も不思議である。
はてなブックマーク – 駄コメ・ブックマーク / くだらない
を見てもらえば早いのだが、onox130氏は tinycafe氏の問題だけではなく、「ネットウォッチ」や「人をおもちゃにする」「はてブユーザー」が「くだらない」という価値観の元に行動し、そのような記事を見つけたら「ブックマーク」したりコメントしたりする「はてブユーザー」である。
『[くだらない]観察日記は,バカ晒しした上でコメント欄で嘲笑するだけでしょ? 』
などと、観察日記を晒して嘲笑するかのようなコメントを残すのは、ネタなのだろうか。
追記
全て同意ではないが
草日記 – 恐ろしいのは人の悪意ではなく、悪意の無いところにでもイジメ的状況が発生しうるという事ではないだろうか?(はてブの話)
に、似たような話があった。

世の中には自分も含め、色んな人がいるものであると、つくづく感じる今日この頃だ。

此処録?
asitakiの日記
はてなブックマーク – 駄コメ・ブックマーク / くだらない
suVeneのあれ: 無断リンクにまつわる何だかなぁって話
suVeneのあれ: ソーシャルブックマークサービスといじめ

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

  1. kwmr's Reader より:

    [kwmr reader] tinycafe氏とはてブの続き – suVeneのアレ http://bit.ly/aJO9xu

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。