ごはん粒というのは、さみしがりやなのである。
なので、沢山のごはん粒の塊から少し離れた場所で、ひと粒、ふた粒放置してしまうと、拗ねて固まってしまうのである。一旦拗ねて固まってしまうと、ごはん粒というのはとても頑固なのである。従って、常にみんなと同じ集団に混ぜてあげなければならない。よく、ご飯を食べ終わった時に、お茶碗にごはん粒が残っている人を見かけるが、そういう人はごはん粒の気持ちがわかっていないのだ。
ごはんを食べるときは、そのような、扱いにくくもあり、付和雷同とも言えるごはん粒の気持ちを常に意識し無くてはならない。つまり、以下の様な状態で放置してはいけない。
こういうことになってしまった場合は、すかさず、すみやかに、ごはん粒の気持ちを害しないように、焦りすぎて潰れてしまわないように、みんなの元へ誘導してあげるのだ。
このような、不断の努力によって、「ごちそうさま」という時には、きみのお茶碗にご飯粒が残ってしまうということがなくなるのだ。
コメント
書いた。 → ごはん粒はさみしがりや – suVeneのアレ http://t.co/dIgYpJK9
うちのおじーちゃんは
最後に麦茶をぶっかけるという荒業をつかっていたもよう。
@美曲
きみはごはん食べないの。