[sbm]「お気に入り」の人選が難しいという意見に対する考え - suVeneのアレ

[sbm]「お気に入り」の人選が難しいという意見に対する考え

こないだお気に入り機能に関する可能性という記事を書いた訳だが、今回はその問題点について考えてみよう。

って、思ったのだが、ほぼ以下のサイトが言いつくしている。

1. ある分野に特化したブックマークを見つけて「お気に入り」に入れてみた。
2. 有名ブックマーカーを「お気に入り」に入れてみた。
3. 継続的に読んでいるBlogの人のブックマークを「お気に入り」に入れてみた。
4. 自分と似た傾向のブックマーカーを「お気に入り」に入れてみた。(←今ここ)
(抜粋)
godzillaoffden – はてブの「お気に入り」の人選が難しいという話

引用元の人はこの様な経緯を辿り、それぞれのデメリットというか、いまいちだと思った点を上げている。そしてそれは尤もだと思える意見ばかりだった。
最後の雑感を引用してみる。

ところで、思うんだけど「お気に入り」を情報収集のエージェントのように使うという目的のためには自分の「お気に入り」の中だけで検索ができないと使い物にならないんじゃないだろうか。(del.icio.usもできないと思うから、はてブに限らない話だけど。)
godzillaoffden – はてブの「お気に入り」の人選が難しいという話

ここは「ストック」として SBM を考えた場合の検索方法の話なのだが、今は論点としていないのでおいておく。
重要だと認識しているのは以下の部分である。

もうひとつ思うのは「お気に入り」機能が確実に便利だと言える人は好みが良くわかっている知り合いがはてブを使っている人じゃないだろうか。僕にもそんな人がいれば便利だと思うのかもしれない。(これもSBM一般の話だけど)
godzillaoffden – はてブの「お気に入り」の人選が難しいという話

これはかなり重要だ。
個人的に「お気に入り」という人のネットワークによる情報収集に対する可能性を見出しているのだが、自分がどこのネットワークに繋がるのが最適なのかというのが、今のところかなり手探り状態で、引用元の人が言うとおり「はてブ」を使い込んで、ブックマーカーの傾向を自分で探し出さなければならない。
そもそも、俺もハテナ界に知り合いと呼べる知り合いはいないのだけれど、自分がお気に入りに入れる条件として判断する為に、かなりそのブックマーカーのコメント欄を読んでいると思う。
(これは意識してというよりも、自然に目を引くところがあるのだが)

この「お気に入りの人選」という問題点は意識していて、その解決する一つの試みとして[はてブ]お気に入りの紹介ってのを書いてみたのだが、それなりに反響はあったものの、個人ブログで紹介記事が増える訳でもなく(紹介された人は、被Favが増えたっぽいが)、増えたとしても情報が拡散してしまうのだなぁという感じもあった。お気に入りを紹介する事をためらう人もちらほら見かけたり。

私に勇気がなくてできなかったことを易々と……っ。
くやしい。
鼻が赤くなりにくいティッシュです – なんかくやしい

それはわかるのだけれど、では自分は紹介してみないのか?と考えてみると。こんな読む人の少ないダイアリーで紹介してもなぁ…とか、私のお気に入りに誰が関心を持つんだろうとか、何だか気おくれしてしまい。手が進まない。
b# – お気に入り紹介

前置きが長くなったが、これらの問題に対する解決の為のアプローチをいくつか考えてみる。(重複あり)

  1. 面白い記事をブックマークしている人、面白いコメントをつける人を自分の手で探し出す。
      今までの方法だが、これはこれで面白い部分がある

  2. 自分のお気に入りのお気に入りから新しい人材を発掘する。
      これはブックマーカーを階層化して辿るというZer0Readerでやってみた試みだが、お気に入りを探す方法としては回りくどい

  3. 人物紹介の情報を収束する。
      はてな人物辞典@Wikiで試された方法

  4. 各々のブックマーカーのタグクラウドを利用し、個人の価値観に近いブックマーカーを自動で抽出する、又は検索手段を設ける。
      これを大々的にやっているのはまだ見かけない。しいて言うならタグ検索をした場合の、technoratiの「このタブを使っているメンバー」が近いかもしれない。

ぱっと考え付くのはこれくらいか。
個人的に現在注目しているのは 3. と 4. の部分なのだが、これらの方法も問題点が無い訳ではない。

でも、長くなってきたので一旦終わり。
続きは明日以降に書く。

たぶん。

godzillaoffden – はてブの「お気に入り」の人選が難しいという話
はてな人物辞典@Wiki – トップページ
suVeneのあれ: [はてブ]お気に入りの紹介
b# – お気に入り紹介
鼻が赤くなりにくいティッシュです – なんかくやしい

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コメント

  1. Ryo より:

    そこで、お気に入りグラフのクラスタリングですよ( ^▽^)

  2. suVene より:

    そうだなぁ。今のところ二つの観点から考えていて、一つはシステムの解析による自動化されたパーソナライズと、一つはソーシャルニュースサイトのようなヒューマンに頼る部分。
    お気に入りクラスタリングってのは、どちらかというと前者になると思われるが、そのクラスタをどう扱うかによって後者にもなりそうで面白そうだ。
    っつー訳で、クラスタ化された情報が公開されたら利用して宣伝するので頑張ってください!

  3. 「そんなアナタに朗報!!!!!!!!」を楽しみにしております。

  4. suVene より:

    しまった、風呂敷を広げすぎた!

  5. [hatenab]はてブのお気に入りはなぜ支持されないのか~自分を補完する役割をお気に入りに求めているとするならば

    はてブの「衆愚」や「お気に入り機能」について最近もやもや思っていることをメモしておきたい。 ユーザが増えるほど、価値観は多様化する はてブが認知されることでユーザが増加、価値観も同時に多様化するなかで、面白そうな記事を丁寧に探すユーザもいれば、人気の記事に

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