J-CAST ニュース : 場の空気が読めない 「モヒカン族」
ここで「モヒカン族」という局所的に認知されているキーワードについての言及があり、ネットの端っこで少しだけ話題になっていたりいなかったりする。
(現代用語の基礎知識 2006にネット流行語として掲載されたりもしたらしい)
発祥の地はハテナ界隈なので、俺もこのキーワードについては幾度か目にした事があったのだが、このキーワードが出たころは MMO ばっかりしていた気がするので、その背景はあまり理解していなかった。
ちょうどよい機会なので、「モヒカン族」って何だろうと思い、色々な記事を読んだりしてた。
(アソコがモヒカン族な人とは全然関係ない事はすぐに理解した)
根本的な、モヒカン族って何なのよってのは、命名した人の定義を引用すれば(2005/06/14の記事)
今のネットはシステムとかプログラムに強い方面の人が跳梁跋扈しているサザンクロスシティみたいなもんだから。
普通の新聞記者さんがネットにふらふらと入ってくるとギャップで悲劇が起こっちゃう。彼らは大関東地獄地震が起こったことを知らずに目立つ行動をしてしまって、駆けつけたモヒカンで手斧を持ったプロテクター姿のシステム管理者やプログラマやネットジャンキーたちに原理村義攻撃でボロボロにされちゃう。
「この世界はネットお宅が支配する修羅場なんだぜぇ。平民は消毒だぁぁ」という感じで卒焼き炎上。
んで逃げる時に発せられる捨て台詞が「ネットお宅の理屈なんて関係有りません」という遮断宣言。
やっぱりモヒカンで手斧を持った・中がウロウロしているってのはちゃんと啓蒙したほうがいいような気がする。
void GraphicWizardsLair( void ); // 「ネットのお宅くんたちの理屈は気持ち悪いので聞き入れるつもりは有りません」というありがちな遮断
と、あるのだが現状ではなかなか理解しにくい概念なのかもしれない。
何故ならば、このネーミングがなされた頃(その頃でもテレホ以前のネット黎明期に比べればだいぶ局所的な話だったのだが)から1年と半年近くも経ってしまい、技術者でない初心者でも参入が簡単になったブログや SNS におけるコミュニティが著しく発達し、相対的にサザンクロスなる場所が小さくなってしまった気がするからだ。(無くなったわけではないが)
それでも、たまに
「わたしはどちらかというとモヒカン族なのですが・・・」
などと言っているブログを見かける訳だが、よくよくその人物のエントリーを追いかけていると、サザンクロスに存在するモヒカン族というより、ムラに紛れ込んだ山賊のような人が少なくなかったり。
例えるならば、教会での挙式に招かれた友人が、新郎新婦に対して「お前達は本当にキリスト教徒なのか?」と問い詰めるような滑稽さがあり、サザンクロスのモヒカン族ではなく、ムラに出張してきたデリバリー・モヒカン(デリモヒ)みたいな。
呼ばれてもいないのに、(正論ではあるけれども)明らかにその場を混乱させようとするかのように見える姿勢は、俺のイメージではモヒカン族ではなく、ムラビトに対抗する隣のモヒカン村の人に見えてしまう訳だが、ムラビトとモヒカン族ってのは、何だか表裏一体のようだなぁとか思ったり。
面白かったのは、人力検索はてな – ムラ社会とモヒカン族ってどちらがいいのでしょうか? なんて質問をしている人もいたりしたこと。
(こんなところにも ♂ の人が!)
どっちがいいとか、そういう問題じゃなかろうと個人的には思うのだが、この質問者は逆にこの質問で「どちらかが良い」となった場合何を考えるのだろうかと思うと興味が尽きない。
なんだか、グダグダのエントリーになってきた気がするが、そもそも結論を出すほど観察したわけではないし、元々観察能力が低いのでこれ以上の事は言えないというのが事実に即しているだろう。
まぁそれでも、モヒカン族にしてもムラビトにしても、どちらも面白い文化だなぁと思うので、ヒマがあればもう少し研究してみたいなぁと思ったっツー話。
(観察というと趣味悪くとられそうなので研究にしてみたが、似たようなものか)
ちなみに俺はモヒカン族にもムラビトにもなれない、ただのキチガイのようなモノ。
J-CAST ニュース : 場の空気が読めない 「モヒカン族」
void GraphicWizardsLair( void ); // 「ネットのお宅くんたちの理屈は気持ち悪いので聞き入れるつもりは有りません」というありがちな遮断
モヒカン族とは – はてなダイアリー
J0hn D0e の日誌 – モヒカン族と日下部陽一さんと2ちゃんねる
人力検索はてな – ムラ社会とモヒカン族ってどちらがいいのでしょうか?
モヒカン族と社会契約説と国家主権