ブログのコメント欄で長文書いてもいいんじゃね? - suVeneのアレ

ブログのコメント欄で長文書いてもいいんじゃね?

とまぁ、めったに人のブログにコメントする事ないけど、ちょっと思ったことを。
この記事のきっかけはこのエントリー。

梅田さんの日記のコメント欄で長々と持論を展開する人はなんで自分の blog に書かかねーんだといつも思う。
naoyaグループ – naoyaの日記 – 梅田さんの日記

んでまぁ、梅田さんって誰やねんって思う人もいるかもしれないが、とりあえずそれは置いといて、コメント欄で持論を展開する人に疑問を感じているらしい。

次にみたのがこのエントリー。

『ウェブ進化論』で、この本に反論がある場合はぜひご自分のブログで書いて欲しい、開設は簡単なんだから、とでも書いておくとよかったんじゃないだろうか。
ARTIFACT@ハテナ系 – 梅田望夫氏の日記のコメント欄で長々と持論を展開する人

大体このエントリーに同意している人々の意見を見ると
「講演会などで質問コーナーで長々と持論を展開する人」
のようなイメージと被るって事だ。(そしてウザイと)

まぁ、言わんとすることはわかるんだがなぁ。
他の理由を考えているのがこのエントリー。

・梅田さんの日記の方が多くの人に見てもらえるから
・自分の権威付けになるかもと思っているから
・ブログをもっていないから
・ブログ読んだらすぐ反応したいから。忘れないうちに近くにあったコメント欄に書きたい
・・・ 略 ・・・
一方違和感を感じる理由はなんだろという話だけど
・人の軒先で何やってるんだろう
・梅田さんの日記のPVはあがるけど書いた本人には特にメリットが無いように見える
yukawasaグループ – kawasakiの日記

実際どのような長文がウザイかって話であげられてた例が

# 谷村 正剛 『うーん、Ringoさんのように
・・・ 以下長文略(1500字ほど) ・・・
# なじみ客 『>谷村正剛
あなたは自身のブログを開設し、主にそこで主張すべきであって、この場でここまで長文の主張を展開すべきではありません。』
# 谷村 正剛 『>なじみ客
そう、それがまさにブロガーのもっとも嫌らしい態度なんですよ。ブログで、その中の記事で全てをやらなければならないという硬直した考え方。
My Life Between Silicon Valley and Japan – チープ革命の連続: Googleの次は、そしてその次は?

これなんだが、俺は谷村何とかって人の意見より「なじみ客」は誰だよって思ったけどな。
すっかり忘れてたが過去にこのやり取りをみていてコメントを残してた。

# 2006年02月26日 suVene comment欄ちゃんと読んでないが、例にあげたなじみ客の意見は管理人の意見じゃないわけで、谷村 正剛の意見は開き直りに見えない。
はてなブックマーク – ARTIFACT@ハテナ系 – タチが悪い長文コメント常連

ここまでが一連の流れ。

少々前置きが長くなったが、確かに現在の「ブログ」って形態は「個人の発表会」という場に置き換えられていて、なおかつブログ間は「疎結合」あるいは「ゆるやかな結合」な状態であるといえると思う。そもそも読者は「そのブログのエントリーを書いている人の文章」を読みにきている人がほとんどで、「その感想や、その他の人の意見」を読みにきている訳ではないというのもわかる。
だからといって、「講演会で望まれてもない質問をする人」に例えて「長文コメントで持論展開する人」を見るのは損した考えだなぁと思う訳だ。
何故かというと、講演会で5分ほど持論展開されるとこちらの時間も拘束されるのでかなり迷惑甚だしいのだが、ブログのコメント欄って読みたくなければ脳内スルーしとけばいいだけで、こちらの時間はほとんど制約されない。もしかしたら有意義な意見がでてくる可能性もあるわけだし、「議論」が目的ならば「コメント欄」で展開されても一向に構わない。(もちろん、勝手にコメントを削除されても文句は言えない訳だが)

ブログはどちらかというとフロー型だから、過去のエントリーで議論がなされていても見逃す可能性が高いというのはあるが、それは「コメント欄」の RSSフィードが配信されれば特に問題ない話で、見る側で紐付けれる何かがあればよいし、無ければそういう技術なり方式が出来上がると思うんだが

いちいち「人ブログに持論を展開する長文コメント」を見て「見かねて」という理由で「人のブログで注意する」ってのは、スルーできなくてイライラするって事なのだろうか。
それならまだ自分のブログで、「こういうタイプはウザイ」といっている人のほうが理解できるなぁ。

とまぁ、グダグダ書いたけど、俺のブログにあんな(読みたくない)長文コメントがあったら
「なげーよw 要約してこい」
で終わりだし、「なじみ客」みたいなのがいたら
「お前は俺かw」
で終わりなんだけどな。

さすがに梅田さんともなると、そうも行かない事情があるのだろう。
難儀な事だ。

naoyaグループ – naoyaの日記 – 梅田さんの日記
ARTIFACT@ハテナ系 – タチが悪い長文コメント常連
ARTIFACT@ハテナ系 – 梅田望夫氏の日記のコメント欄で長々と持論を展開する人
はてなブックマーク – ARTIFACT@ハテナ系 – 梅田望夫氏の日記のコメント欄で長々と持論を展開する人
My Life Between Silicon Valley and Japan – チープ革命の連続: Googleの次は、そしてその次は?
yukawasaグループ – kawasakiの日記
追記(2006/10/26 21:43)
断片部 – いつか作ります – コメント欄で長文を書くことは、自己顕示欲の強さを意味しない
naoyaグループ – naoyaの日記 – 長文コメント

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コメント

  1. Seki より:

    サイト開設者が長文がいやだと思うのならば、そのようなサイト設計をするのが筋ですね。ブログ本文に「続きを読む」機能がついているのだから、コメント欄にも自動的に「続きを読む」リンクがつくような機能をブログに持たせるのが本筋だと思います。

  2. suVene より:

    よそのコメントにも書いた事がありますが、「続きを読む」にしても「コメント文字制限」にしても実装することは簡単でしょうけれど、それほど需要がないのかなぁと思ってます。

    しかし、需要がなくても面白い機能や便利な機能を実装すれば、逆に需要が出る事も有りますので、コメント欄の入力コントロールのオプションがあったり、rssフィードがあったりしても面白いかなぁとも思います。

  3. [雑記]長文コメントについて(自戒のためにメモ)

     何となくはてなブックマークを見ていたら、ekken♂さんのブログで「ブログのコメント欄で長文を書くことについて」(「えっけん」こと越後屋健太のにっき)(←リンク1)ってことが書かれていて。  俺はekken♂さんのこの文章を読んで、他人のブログに長文のコメントを書

  4. x より:

    通りすがって3000年のオイラです。
    ちょっと気になったのでコメントを。

    理屈好きな人のブログに理屈っぽい人間が自論展開っぽいコメント書くときって長文コメント多いよね。そういう人を排除したいならワッフルワッフル。

    というか、Seki氏の意見に付足しとして、「続きを読みたいのなら○○と入力してください」&どれだけの人が続きを読んだのかカウントされるようにする、というのも一つの手かなと。(多分長文コメントって他の読者からも嫌われると思うので、思ったよりカウントされないだろう。そうなると長文をあきらめるか長文を楽しく読ませるようにするかのどちらかに走ると思うけどね)

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