次世代WEB動向(勝手に予測) - suVeneのアレ

次世代WEB動向(勝手に予測)

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突然だが次世代WEBの予測をしよう。

どこぞの誰かが web2.0 と言い出してしばし経つが
ウェブサービスはどんどんサービス指向的になってきた。

ユーザーの観点から説明すると、最初は静的なHTMLのページ。
大手サイトが用意するリンク集。掲示板。(web1.0)

そこから徐々に CGI を利用した動的なページとなり
静的リンクから、Googleのサーチ技術の到来。(web1.5)

そして現在は、RSSを利用したシームレスな環境。
(Windows や Mac や 携帯 や PDA や ipod に itune にと情報のやり取りに境目が無い状態のこと)
Ajax や blog をはじめとするサーバーアプリケーションやサービスの展開。(web2.0)

これが現在までの動きだ。

これまでの動向から何を感じ、何を予測するか。
個人的には

・ サービスのコモディティ化及びデータ規格統一
・ サービス同士の連携
・ クライアントとサーバーのシームレス化
・ リアルとネットのシームレス化
・ 一切の個人情報のデジタル化(履歴、経歴、投稿記事、etc)

パッと思うのがこんなとこ。

じゃぁ、サービスのコモディティ化及びデータ規格統一から。

まず、コモディティ化ってなに?ってのは、ここ見てもらえばわかりやすいと思うが
読むのめんどくさい人用と、今回使う意味の定義も含めてにざっくり説明すると、
製品(サービス)が共通化されブランド価値が下がり、特殊技術が普及し
どのサービス提供会社を選択しても変わらない状況。って感じ。

例をあげて説明すると(国内限定)
blog がだいぶコモディティ化が進んでいると考える。
blog 読んでる人は、その blog が goo なのか ヤプログ なのか Livedoor なのか
アメーバ か Seesaa か FC か(略 ってのは、あんまり意識しないだろ?
書き手も、blog というツールを使おうとするとき、”記事を書く”ってメソッドは決まっているので
どこのサービスを利用しようか悩むはずだ。
それは、コモディティ化が進んでるから選択する幅が大きくなっているからだ。
(悩むからめんどくせーんだけど)

一方、SNS、SBM(他にも色々あるが)は、mixi と はてブ がほぼ独占している。
対抗馬に gree や del.icio.us もあるが、まだまだ普及してるとは言いがたい。
(あくまで国内限定)

だからと言って、mixi も hatena の人も安心してはいけない。(してねーだろうけどw)
必ず、ソーシャル的なサービスを展開する事業は後から後からでてくるだろう。
独占してる事で安心してしまうと、Windows が Google にしてやられたように
一歩スタート出遅れてしまうような状況になってしまう。
常に古い技術を守りつつも、新しい技術や動向に目を向けていかなければならない。
保守にまわると、遠からず落ち目になる日が来る。
まぁ、だからと言って攻勢に周ると遠からず落ち目どころか、速攻つぶれたりするがw

以上がコモディティ化の話なんだが、サービスがコモディティ化されたときに
必ず出てくる弊害がある。
それはデータフォーマットの互換性の無さだ。

すぐに例をあげると思い浮かぶのが VHS と ベータ だな。(古い?)
再生する/録画する というメソッドは同じなのに、規格が違う事により
故障や、他にいい物を見つけたとしても乗り換えられない。

blog なんかは MovableType と呼ばれるアプリが提供するフォーマットが一般的で、
今まで投稿した記事を エクスポートできたりインポートできたりする場合もあるが、
ほとんどの blog は、その機能を無償で提供していない。

RSSアグリゲーターは、一応 OPML っつー規格があるんだが
めっちゃ適当だしな。

これはひどい状況だ!と思うわけだ。

今までダビングしてきたテープがデッキを買い換えたら再生できないとか、
そんなの困るだろ?

クライアントアプリでは、規格が結構統一される事が多かった。
画像だと、bmp, gif, jpg, png とか、音楽だと midi, mp3, wav とかな。
規格というか、主流クライアントが数えるほどしかないと
コンバートっつー手も使えるんだが(IE ⇔ Netscape お気に入りコンバートツールとかな)
サービスがコモディティ化すると、コンバートツール何個つくらなあかんねん!
ってな状況になっちまう。

現在のWebサービスの進化スピード(流動性かもしれん)が速過ぎて
規格化する暇がないんだろうな。
団体もねーし、あっても誰もいう事きかんだろうしw

それに、サービスを提供する側はデータの互換性が無いってのは
ユーザーを繋ぎとめておけるというメリットもあるから
コンバートしてインポートさせるだけさせといて、後は逃さない!的な。

まぁ、そんな事できる今のうちだけだ。
独自拡張で ブランド化 させてもしょうがないというか、
固執してるとそのうち置いてけぼり食らう事になると思うぞ。

そんな保守的な事してるくらいなら、企業間でサービス提携して
規格化のイニシアティブを取っていくほうが有利なんじゃないか?
利用者も増えやすいだろうし。
そうなると、よりいっそう他のサービスとの差別化測るのが難しくなるが
それは知らん。何とか頑張ってくれ!

まぁ言いたい事や実行したい事は山ほどあるんだが
ここで吼えてもなんの意味もねー事を把握しつつ
現状に対する不満の捌け口にしとくw

記事書くのは、ただだしな!

長くなってきたから、残りは今度にしよう。

* 関連記事
次世代WEB動向(勝手に予測)2

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コメント

  1. より:

    VHS と ベータ
    歳ばれるなこれwww
    俺ギリギリ知ってるラインだぞw

  2. より:

    やっぱ、例えが悪かったかw
    んじゃー何がいいのかな。
    細かい例はいっぱいあるんだが。DVDの方式やら。

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