人生はコンプガチャである - suVeneのアレ

人生はコンプガチャである

すっかりコンプガチャ騒動に乗り遅れたわけであるが、そのへんの話はあのへんに置いといて、人生とはコンプガチャなのである。今回はそのカードを集める手段を提供してみよう。

まず、集めるものは体験であり、経験であり、記憶である。それが手持ちのカードとなる。そして、それらのカードを組み合わせて新たなる未来に向けてのレアカードを手に入れるのだ。それは、誰にでも手に入れるチャンスがある。もちろん、あなたにも手に入れるチャンスは沢山ある。少し巷のガチャと違うのは、貧乏人にでもチャンスがあるということだ。いや、むしろ貧乏人属性でしか手に入らないカードというものも存在する。

レアカードを合成して、更なるレアカードが生まれる

このあたりの基本ルールは同じである。いろんなカード(過去の体験・経験・記憶)を集めることで、更なるカード(未来の機会、アイデア)を得ることができる。従って、朝起きて、会社に行って、家に帰って、風呂入って寝る、のような、毎日毎日同じような生活をしていては、くだらないカードが溜まっていくだけだ。だれだってそんなクソみたいなカードは欲しくないのに、そんなカードばかり溜まっていくだけなのだ。そんなカードは何枚集めたって、興奮するようなカードは一生手に入ることはない。

誰だってレアカードをゲットできる

正確に言えば、その可能性がある。もちろん、「金」というスキルを使って、本来であれば希少なカードを取得することもできる。だが、そのあたりはうまくクラス分けされていくことになるので、必ずしも周りの環境と比べてレアカードかというと、そうでもない状態になっていく。

狭い世界のゲームとは違い、人生というゲームで絶対価値的なレアというのは、なかなか見当たらないので、相対的なレアカードを取得していくことになる。(ことが多い)

しかし、考えてみればこれは逆にチャンスだ。

何故なら、少し周りと違うことをするだけで、相対的な希少性があがるということなのだから。「周りと違うこと」と言っても、すごく突飛で奇抜な行動をする必要はない。ほんの少し、ほんの少しだけでいいので、意識してみるだけでいい。

例えば、みんなが 9時ギリギリに出社しているなら、自分は 8時に出社してみるとか。みんなが残業しているなら、自分は必ず定時退社してみるとか。みんなが話題にしているテレビや雑誌を、自分はあえて観ないとか。誰も読まない雑誌を読んでみるとか。社員がほとんど参加の飲み会を、何度か断ってみるとか、参加したこともないゴルフコンペに参加してみるとか。

そういった、「ほんの少し違うこと」をしてみるだけでも、何か得ることができるかもしれない。もちろん、何かを失うかもしれない。そのあたりのリスクは、どこまで許容できるかは、個人のキャパシティにもよるが、それくらいの小さな冒険はしてみる価値は十分にあると思う。

周りと違うことをするのに勇気が足りないならば

そんな人は、「みんな」ではなく「普段の自分」と違うことをしてみればいい。合成の原理からいって、同じカードを沢山集めても、出てくる結果は同じだ。蠱毒のツボに、異なる種類のカードを詰め込無ことが大切だ。

挑戦してみるのは、それこそなんでもよい。毎週のように外に出かけてるなら、徹底的に週末は引きこもってみるとか。毎日引きこもっているなら、月に1回だけ出かけてみるとか。自転車通勤なら、歩いてみるとか。快速電車に乗っているなら、普通電車に乗ってみるとか。1日中メールに追われているなら、メール返信しないとか。テストコードを書かずに、メソッドを作成し始めるとか。(ばれない程度に)

ほんとうになんでも良いのだ。

普段の経験・知識・記憶との差異をつくりだすことにより、その歪から新しい発見が見つかるというのは、多々あることだ。そうやって、地道に手持ちのカードの種類を増やしていくだけで、未来の可能性は限りなく広がる。実際、どんな種類のカードから、どんなカードが生まれるかは、全くの未知数であるから。

同じカードを1万枚も集めるマニアでないならば、今すぐにでも実践できる内容じゃないか?

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コメント

  1. suVene より:

    書いた → / “人生はコンプガチャである – suVeneのアレ” http://t.co/mxzBxEZF

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