タグの付け方考

2009 年 10 月 31 日


最近のアプリでは、ローカルしろ、ウェブサービスにしろ、「タグ」が入力できるものも多く、タギングする行為が浸透してきている。

確かに、タグはフォルダによる分類に比べて、かなり自由度も高く、便利な機能だ。しかし、その自由度の高さ故、タグが散乱していまい、後から必要な情報にタグからアクセスできなくて、結局検索して探している、などということはないだろうか。(別にそれでもいいんだけど)

というわけで、最近改めてタグの付け方や情報整理をしたいと思い立って考えた形跡を記しておこうと思う。

背景

自分が一番はじめにタギングを行ったサービスといえば、たぶんだが、はてなブックマークだった気がする。最初は、オフラインのブックマークのようなフォルダ分類の考え方をベースにタグをつけていたように思うが、そのうち、オンラインのブックマークサービス(SBS)は、気になる記事を雑多にクリップするものだと考え初めるようになったあたりから、タグの数は徐々に肥大化し、系統も秩序もなってゆき、今では何がなんやらわからない状況である。
Evernote などでもかなり便利で、いろんなメモを残してはタギングしていたのだが、メモが増えるにつれ、同じようにタグが増殖していき、結局必要なメモを探すときには、検索するという、なんのためのタグだかわからないようなことになった。

あとは、flickr に、picasa、tumblr、amazon、その他諸々のサービスなどは、同じ結果になるであろうことから、もはやタグ付けさえしていない。

問題点

まず、「タグをつけるコスト」に対して、「得られる対価」に見合っていないというのが一番の問題だろう。「ブックマークする」こと自体は、自分の場合ブックマークした記事を plagger で取得し EntryFullText して、gmail に送っているので、後から検索するデータベースとしての価値は悪くない。あと、「明確な基準はないが、いずれ方向性など見えてくるだろう」という楽観的な考えでは俺の場合はだめなようだ。

そのような問題点を含め、「タグ」とは何なのか。或いは、「タグをつける意味」とは何なのか。を改めて考えた。すると見えてきたのは、「タギングする目的の不明確さ」だった。そりゃそうだ。何となく有効そうだと思いこんで、適当につけているだけなのだから。不明確どころか、無いに等しい。

まずは、「タグ」をつける目的を明確化せねばなるまい。

解決法

「タグ」は「付けるのが目的」でなく、「使うのが目的」のはずである。(あくまでも、俺の場合)

ならばどうすればよいか。

そうだ!「使うためのタグ」を作ろう!

これは、一見当たり前のようだが、自分にとっては画期的発想だった。(大げさ)
なぜなら今まで自分は、タグを付ける対象に対して、「その対象の特徴や属性」から連想される単語を付けていた。つまり、その対象が主になるわけだ。それを一転させて、「その対象をどのように利用するか」という、自分視点のタグを明確に使用するということになる。(「感想」などの、自分視点のタグもあるにはあるが、あまり意識はしていなかった)
もちろん、今までのタグが無駄になるわけではなく、両方向の違いを意識することで、アクセスパスを短くしようと考えたわけである。

「将来の目的を意識したタグ付け」を、タグを付ける目的にしようと考えた。という、何とも回りくどい要約になる結論になったわけである。

現在 Evernote で、目下検討・調整・実践中であるが、今のところ、何も考えずに付けていた頃に比べると、格段に有効利用できている気がする。(気がするだけかも知れない!)その具体的方法などは、また今度まとめようと思う。

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pbtweet – twitter を便利にする user script

2009 年 9 月 21 日


普段 Twitter は TwitterIrcGateway から利用しているのだが、follow する人が増えてくるとどうも文字列だけでは読みにくいなぁと感じていた。(やっぱりアイコンが欲しい)
最近 FriendFeed を特に利用するようになったのだけど、FriendFeed では、ホームを表示しておくと、Ajax で次々と新しい呟きが表示されるので、この UI だったら、流し読みしやすいと思い、Twitter でも採用すべき!と感じたのでつぶやいてみた。

20090921_twitter_pbtweet1

すると、id:yuki_2021 さんから返信があり、pbtweet なるものを教えてもらった。

pbtweet – twitter拡張スクリプト - はてなブックマーク数

まぁ、既に知ってる人が多いかもしれないけれど、再度紹介。

このスクリプトの素晴らしいのは、最新のつぶやきをどんどん表示するだけでなく、Reply_id を元に、ツリー表示してくれるところ(先ほどの画像の通り)。また、TwitPic, movapic, はてなフォトライフなどの画像をサムネイル展開してくれたりもするので、とても使いやすくなる。

もちろん、RT コマンドも実装されていたり、1クリックで japanize してくれたり(精度はいまいちだが)と細かな機能が嬉しい。

twitter pbtweet2

(薄くえて見えにくいかもしれないが、左から「toJA」「RT @」「(via @)」とある。いまいち、via の使いどころに迷う)

自分は、Firefox 3.5 の Greasemonkey 版を利用しているけれど、GreaseKit、Fluid.app及びChrome の userscript 版や、ブックマークレット版などもあるので、対応範囲は幅広い。

単に、最新つぶやき読み込みだけでよければ、他にも、
- @troynt’s Twitter Script for Greasemonkey はてなブックマーク数
- Twitter Auto Refresh for Greasemonkey はてなブックマーク数
などがある。

Web メインで、twitter client 入れるのもなぁ、という人は、是非試すべき一品だと思う。

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「人それぞれ」とはコミュケーションの断絶である – 加筆修正

2009 年 9 月 21 日


前置き

これは特定個人の心理を断定したり、なぞったりするエントリではありません。「うそとネチネチと KY と 」で引用したエントリに対する、状況・関係を推測している部分もありますが、あくまで個人的な推測であり、断定しているわけでもありません。
そういう前提の元に、普段から感じることを文章に纏めた内容になっているので、それを踏まえてお読みください。

本文

何をいまさらなテーマだが、たまたま私生活において、「うそ」や「議論」に関する本(「だまされない〈議論力〉」など)を読み返していたのと、先日書いた記事(「うそとネチネチと KY と 」)と、その他普段目にするものが重なって、やはり「議論する・対話する」というのは、とてもコストがかかるものであり、また、いたるところで避けられているのだなぁ、と改めて考えたと。

ここでいう議論・対話とは、少なくとも「お互いに主観による主張と、その根拠を自分以外の相手に述べること」くらいは前提として使っているが、その前提をクリアする為の条件には、
  • お互いに「向き合う」姿勢があること
  • 相手の意見を聞いて、自分の主観に影響を受けることや、考えを変更することがあることを認めること
  • 一つのテーマについて、お互い共通認識がとれたと“思える”まで繰り返し付き合うこと
といったものが必要になってくる。

その意味で、「うそとネチネチと KY と 」で引用させていただいた男女については、はなから「向き合う」という前提が共有されていないにも関わらず、男性は「相手が真摯に答えて当然」という誤解をしたようにも思う。要するに、あの文章だけ読めば、男性は、女性に「相手にされてなかっただけ」であり、対話するだけの関係を気づくことができなかっただけなのではなかろうか。

「だまされない〈議論力〉」の内容については、今回は深くは踏み込まないが、概要だけいうと、議論に対する考え方・前提などの解釈の仕方・注意点などについて書かれている。その中で一点、今回のエントリに関連する内容に関連する部分を挙げるならば、前置きや相対主義などの説明の部分で、『「人それぞれ」はなにも問題を解決しない』と述べており、さらに『「人それぞれ」は他を尊重するようでいて、実はコミュニケーション拒否』とあるところだ。これは全くその通りだと思う。

「拒否」とあるので、拒否するのは悪いこと、のような意味に読み取れるかもしれないし、実際この本の中では「議論」という意味においてそのように解釈できるが、少なくとも個人的にはそのような意味では考えていない。コミュニケーションを「拒否」するのは、それなりの理由があるからなんだろうなぁ、と考える方が多いと思う。(当然、拒否されて憤慨するシチュエーションもあるだろうけど)

その理由とは、
  • 理由を説明するほど考えがまとまっていない。
  • コストをかけてまで(又はコストがなくとも)、主観を相手に伝えることに意味や価値を感じない。
  • 根拠を説明するだけの語録がない。
  • 議論に慣れていないので、価値観の違いから「対立」することを避けたい。
  • 相手の考えを、聞きたいと思わない。
  • 感じたものを「自分だけのもの」にしておきたい。
などだろうか。
どんな理由にせよ、やはり「人それぞれだから」といって、その話はそれでおしまいにするということは、相手がその会話を望むという要望に対する「拒否」であることには変わらない。

「私はこう思う。あなたがなんと言おうと、なんと解釈しようと、こう思う」

というのは、ひとつの信念であり、誰もそれを否定する事はできないのと同時に、信念であることから、他者の解釈・信念を排他するということである。また、逆に信念でなく、「どうでもよいこと」などについても、いちいちコストをかけることもないだろう。ただ、問題は、その「どうでもよいこと」が共通認識だという思い込みが、いたるところに見受けられると感じることである。

関連リンク

- うそとネチネチと KY と – suVeneのアレ はてなブックマーク数
- だまされない〈議論力〉


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うそとネチネチと KY と

2009 年 9 月 18 日


女の子の優しくも残酷な嘘 はてなブックマーク数

を読んで感じたこととか。

「やっぱり嫌われてたんだね、これこれこういう理由で」と送ったら、返事が返ってこなくなった。
悔しかったので、「クセで使う」という見え透いた嘘をついて男を愚弄するのは辞めたほうがいいんじゃないかなあ
という旨のメールを送った。実際のところ、女の子の優しいふうに見せかけた残酷な嘘ってむかつくよね。

女の子の優しくも残酷な嘘 はてなブックマーク数

要約すれば、メールの文面から「怒っているのか?」と疑問を抱いて、問うてみたが、「違う」と言われたが、mixi など他の人への文章と自分へのメールとの差異から「やはり嫌われていたんだ!」と思い、それを「残酷な嘘」と(引用もとの言葉で言えば)「告発」している文章である。

率直な感想をいえば、「嘘をいう女の子」に出会ったという話が、「女の子」全体に誇張されているなぁ、ということだった。個人的には、その類の嘘(と呼ぶかどうかは別として)は、まさに老若男女を問わず、広く一般的な「世間」の対応ではなかろうか、と思う。

それはともかくとして、興味をひいたのは、このエントリへの反応である。どのような反応かといえば、簡潔にいえば「きもい」「空気よめ」「ネチネチしている」というのが多く感じた。

はてなブックマーク – 女の子の優しくも残酷な嘘 はてなブックマーク数

自分が見た段階では、コメント付(或いはタグ付)の発言は 57 個あり、その中でわかりやすく「キモイ」「うざい」と感じているであろうものが、ざっくりとみて 20個くらいあった。(個別に聞いてみればもう少し多い気もするが、それはわからないので)

全て引用するのは面倒なので、特に気になったものを引用させていただこう。

yining yining 軽度の発達障害ってある意味一番つらいよな

まず、この文章をみて「発達障害」だと判断するところに興味を抱いた。あまり、発達障害について詳しくないのだが、自閉性があり社会的でなく他者の感情を読み取れない、と考えたのだろうか。引用元の文章からは、その著者と女性との間柄が記されていなかったので、距離によっては、「確認する」作業が「発達障害」とは思えなかったがどうだろう。
(「どうだろう」とか書いてるおれが「発達障害」の認定されるかもしれないが!)

次に、割と多い意見で、興味があったのは「きもい」系。


FTTHFTTH, きめぇ
SeiSaguru SeiSaguru キモいけど、わかる。
ttmet ttmet 釣りと信じたいほど気持ち悪い文章
dagama dagama なにこいつきもちわるい。冷静に文章書いてるつもりだろうけど涙目顔真っ赤すぎるwwww
aliliput aliliput キメェwww嫌われてると思うんだったら勝手にメールやめればいいじゃんwwなんで相手にいちいち言うのwww

個人的には、やはり著者と相手との関係がわからないので、文章に対する感情の確認作業は特に「きもい」とは感じなかったのだが、引用した人たちは、それぞれどこに「きもさ」を感じたのか(純粋に興味から)聞いてみたい。

個人的に推測の理由は

  • 明らかに嫌われてる(と読んで感じる)のに、それくらい理解しろ的ななにか
  • めんどくさそうにしてるところに、めんどくさいことを追求してるところ
  • 「ネチネチ」という表現がよく見られるので、ねっとりしつこそうでキモイとか
  • 「聞けば答えてくれる」と考える「大人らしさ」のなさ
とか?かな?

とりあえず、「著者は女性に嫌われているであろう」とうい前提がなければ、「きもい」と感じないのではないかと考えたがどうなのだろう。

逆に、あまり否定的な意見ではなく、興味を持ったものを。

smartbearsmartbear その子は別に嘘をついていないという可能性も高いと思うんだがな

これは個人的にも思った。「嫌われてたんだね云々」というメールをするまでは、別に嫌いとかじゃなかったのではないか?とか、単にメールの内容がおもしろくなかっただけでは?とか。まぁ、最後は返事が返ってこなくなったとあるので、「被害妄想で問詰められて」面倒になったのか、本当に最初から嫌いだったのか、は定かではないか。

とまぁ、引用元のエントリ自体ではなく、その反応に興味があり、できればもっと意見を聞いてみたいと感じたのであった。

ちなみに、

私は単に雑談しているのではなくて、とある女性の態度を告発し、社会に対して問題を投げかけ、自分の狭い了見にとどまらず、

…… 略 ……

こういう場所で書いているわけで。そういうことも場の空気から察知できずに、嫌われそうだなあと言ってのけるのは、いかがなものだろうか。

女の子の優しくも残酷な嘘 はてなブックマーク数

という、追記の部分は、追記で「個の女性とのやりとりから社会に告発」は、流石に誰も読み取れないと思うw
理由は、根拠が個人の部分的体験で「むかつくよね」で終わっている文章から、まさか「社会に告発」を読み取る人はいないということ。

あと、「場の空気」の話を持ち出すなら、その女性との間の「空気も読めばよかった」と、感じるのであった。

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friendfeed について – 概要

2009 年 9 月 14 日


friendfeed が便利だ便利だといわれているけれど、何が便利なのかよくわからなかったので、とりあえず使ってみた。

suVene – FriendFeed はてなブックマーク数

friendfeed の紹介記事として参考になるのは、

ブログを書いている人が FriendFeed を始めるべき7つの理由 | Lifehacking.jp はてなブックマーク数

だが、利用していない人にとっては、いまいちイメージがわかないのではないだろうか。というか、自分がわからなかった。で、実際使ってみると、確かに引用元にあがっているポイントは、まさにその通りだったので、再度自分の言葉で説明してみようと思う。

ID に対して、集約された情報を提供

まずは、自分の情報や活動を集約することができることが基本。

friendfeed を利用しない場合は、

before friendfeed

のような感じになっている。Flickr などから Twittert への情報集約も、そのサービス自身の機能を利用し、個別に設定するしなければならないか、又は外部サービスにより設定しなければならない。

そこに、friendfeed を適用することにより、
after friendfeed

こんな感じで、自分の活動を集約できる。また、twitter への更新通知も、friendfeed 内の設定で可能となる。(本当は通知フォーマットを自分で選べれば、more better なんだが)
iddy のような、profile 系のサービスに似ている気もする。「my はてな」も、似たようなサービスなのかな?

集約された情報をグループ分けなどで活用

とりあえず、このように情報を集約した人を follow することにより、今までは別々のサービスを行ったりきたりしていたのを、I/F を簡潔にすることが可能である。

20090914_friendfeed_3

また、数100人、数1000人フォローしていても、friendfeed は、グループ分け(複数に所属させることが可能)ができる為、「きっちりストーキングしたい人」や、「仕事やブログ更新のネタ集めの情報」や、「ヒマなときにのんびり見たい人達」といったように管理できる為、フラットに情報が流れて、何が何だかわからない、ということにはなりにくい。

仮想友達(Imaginary Friend)機能で、friendfeed を利用していない人の情報も取得

また、ストーキングしたい人が friendfeed を利用していなくても、「仮想友達(Imaginary Friend)」を作成して、自分でひとつの情報に纏めることが可能。(めんどくさいから、やはり friendfeed 利用してくれる方がよいけど!)

imagenary friend

以上までが、大きな概要説明になるかと思う。

まだ細かい点で、便利だと感じるところがあるのだが、それはまた別の記事で(気が向けば)描くことにしよう。

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