仕事だけの話じゃなくて、具体的な目標がある場合は似たようなものになると思うが、
 主にプロジェクトを遂行するのに常に意識している事がある。
 (プライベートは大幅に異なる事もある)
「一つのプロジェクトの完了」だけの閉じた世界で話を進めよう。
 まず要点を箇条書きしてみる。
① 予実管理
 ② 骨格作り・俯瞰
 ③ リスク管理
 ④ 連携
 ⑤ メリハリ
細かいテクニックを挙げるとキリがないし、人それぞれな部分もあると思うので、
 パッと思いついた基本的な部分だけにしておく。
例によって、順番に説明してみようと思う。
① 予実管理
まず、これができないとお話にならない。
 与えられた役割や責任によって何処までの予実を管理するのかは変わってくるが
 責任のある範囲の予定は必ず頭の中で抑えておかなければならない。(プラン)
例えば、担当者として仕事に携わる場合、与えられた仕事にあらかじめ予定が決められてようが
 そうじゃなかろうが、とりあえずは自分でいつまでに終わるのか予測する。
これができなければどうなるか?
・ あらかじめ無茶な予定が立てられていた場合でも、仕方なく残業するしかなくなる。
 ・ あらかじめ決められた予定より早く終わっても、余ったリソースを有効活用できない。
 ・ 自分の能力をいつまでたっても把握できない。
 ・ そもそも、予定が立てられなければ、次の予定も立てれない。
実績は、当初の予測との補正をする為と実際の原価を割出す為に必要になる。
② 骨格作り・俯瞰
さて。予定もできた事だし、仕事に取り掛かろう。
 ってな感じなんだが、いきなり最初からミクロな視点で仕事をはじめる人がいる。
「いや、それいつ終わるん?w」
と、思うわけだ。
 マンパワーさえかければ、後は単調作業で埋めていくだけってところまで
 タスクが詳細化されていればその方法でもいいのだが、基本的にそれは最後の最後だ。
例をあげるなら、家を建てる予定を建てて、いきなり一部屋ずつ作って内装まで仕上げていく感じ。
 いやいやいや。棟上しようぜ!間仕切りしようぜ!全体を見ようぜ!
これができなければどうなるか?
・ 何か問題が発生したとき、他の工程への影響が見えない。
 ・ 「木を見て森を見ず」の状態で、自分が完成させようとしている全体が見難いため
   タスクの優先度が分からず、目的と作業とのズレが分からない。
 ・ 状況の変化等で方向転換するとき、あまりにも細部まで作りこんでいて
   柔軟な対応がしにくい。
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 仕事の進め方 その2
[working]


コメント
スさん引き出し多いなあ
浅いけどな。