問題解決スピード・クオリティを飛躍的にアップする為の 3つの大切なノート術の心構え - suVeneのアレ

問題解決スピード・クオリティを飛躍的にアップする為の 3つの大切なノート術の心構え

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ノート術、手帳術が好きな人いますか。はい、私です。

手段と目的が入れ替わっているところもあるが、やはり「ノートに書く」という行為はなんだか楽しい。そんな人に捧げる、「マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか」を読んで得た、大島祥誉氏が語るマッキンゼー流の「問題解決のためのノート術で大切な3つの心構え」のエッセンスを紹介しよう。

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「問題解決のためのノート術で大切な3つの心構え」とは

  • 1. 全ては仮説思考であること
  • 2. 常にアウトプット志向であること
  • 3. ストーリーラインで考えること

以上 3つだ。では、早速概要を説明していこう。

1. 全ては仮説思考であること

まず、第一の心構えとして「「問題解決」に必要なのは「仮説思考」」 だということだ。これは問題解決において必要条件であり、大前提の心構えであり、実践すべき内容だ。

何故仮説思考が必要なのか?

それは、端的に言えば「真の問題(イシュー)」を見極め、スピーディーかつクオリティ高く、解決・アクションへ繋げていく為だ。

「仮説思考の重要性」は、ここだけでは説明しきれないが、例えば「問題解決」をするために、何の規準もなく情報を集めたり分析したりしても、どこまでも広く深く広がってしまい終りが見えない。

そこで、「◯◯◯が△△△だから、XXXになっているのではないか?」というように、問題に迫る明確な仮説を幾つか立てることで、調査・分析すべき内容が明確となり、またその結果の解釈も明確となる

仮説を表現する時の言葉として気をつけてほしいのは、「Why?(何故か)」ではなく、「Where?(問題の在処)」「What?(問題の対象)」「How?(問題の解決法)」の形式になるよう、「答えを出す」という視点をもって表現すること。理由は「何故か?」という問いは単なる設問になりやすく、仮説とは呼べない事が多いからだ。(問題の原因をさぐるのに「Whyを5回繰り返す」みたいなのはいいけど)

2. 常にアウトプット志向であること

第二の心構えは、「アウトプット(成果物・目的)のためのノートである」ということを常に意識するということだ。

確かにノートには、「単なる記録や議事」や「メモ」や「記憶・記録」を目的とすることもある。しかし、普段から”何となく”ノートを取るクセがついてしまうと、「とりあえず聞いたことを書き留めている」だけとなってしまい「問題解決のスキルアップ」には繋がらない

そのノートが後で役に立たないとは言わないが、仕事の内容にスピードとクオリティが同時に求められており、かつ「問題解決するため」という明確な目的と使命があるならば、常に「最終成果物のためにノートを利用しているのだ」ということを心得として肝に銘じておくべきだ。

3. ストーリーラインで考えること

最後の心構えは、「一部を見るのではなく全体の流れ(ストーリーライン)を考える」ということだ。

「ストーリーライン」と言われても「?」となるかもしれないが、要するに仮説から解決策(打ち手)までの、全体構成のことである。仮説から解決策(打ち手)までの論理的繋がりをもった流れを考えることで、その仮説が検証しやすくなり、そのために調査・分析・検討しなければならない範囲を明確にするといった役割をもつ。

というわけで

「問題解決」のために必要となる3つの心得のエッセンスを要約してみたが、どうだっただろう。

もっと詳しく知りたかったり、具体例が知りたかったり、結果を出したい人に「マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか」はとてもおすすめなので、是非手にとって読んでいただきたい!

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