社会人3年生まではブログを続けろ - suVeneのアレ

社会人3年生まではブログを続けろ

別にブログでなくても、何らかの「他人の視点を意識」したアウトプットであればよい。というのも、「自分の意志を他人に伝える」ことが苦手な人が多いからだ。

しかし、「苦手」といっても、ほとんどは先天的に苦手というより、そのような訓練をしたことがないだけではないかと思ってる。なぜなら、大抵の人は、数年もすればある程度基礎的なアウトプットは書けるようになるからだ。

そもそも、日本の教育というのは、自分の考えていることを「相手に伝えるためのアウトプット」という練習がとても少ない。大学での小論文などはともかく(どんなものか知らん)、義務教育内では主に「読み/解釈」「正確な書き取り」に重きが置かれ、自分の意志を伝える為の「作文」や「読書感想文」などのようなものは、おまけみたいな存在だったように思う。(忘れた)
なので、「文章に書かれていない行間を読む」ことは、非常に得意とするものが多いのだが、自分の感じたことや考えたことを伝える技術が発達していない。(むしろ書かれていないことまで読み取って、弊害にすらなっていることがある)

職場において気の合う仲間やチーム、付き合いの長い得意先とばかり意見を交換しているならば今までのやり方でも通用するだろう。ただ、一般的なビジネスにおいては、それでは済まないことがかなり増える。なので、企画書や提案書や設計書など、「相手に伝える為のアウトプット」をどのように書けばよいのかわからない人に、そういうアウトプットを依頼すると、かなり苦戦することが多い印象がある。未だにコミュニケーションの主流であるメール1本にしても、対顧客に対しては、苦労する人が多いのではないか?

組織的にアウトプットの練習をさせてくれるような仕組があるのであれば、あなたは恵まれている。ただし、それでも自主的に練習することにより、その技術はより一層伸びるので、訓練しておいて損はない。
「独自の視点」や「奇抜な発想」のような、クリエイティブなアイデアも確かに重要ではあるが、その様なアイデアも、相手に伝える基礎的な技術がなければ、選択・実行されることはない。自分の説得力のなさを、相手の読解力のなさに置き換えるのは簡単だし、本当に読解力のない人間も多くいるのは確かだが。

という訳で、「他者を説得する」ための文章を書く練習をするためにも、ブログは有効な手段なのではないか?と思う。

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